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流動化する北東アジア情勢に備えよ!

北朝鮮の金正恩政権は全ての国内矛盾を敵対的に処理している。こうした「王朝」が短命で終わることは歴史の法則である。古参幹部たちを処刑することを繰り返せばいつかクーデターが起きるであろう。現在38度線で砲撃が起きる等南北間が緊張しているのは内部矛盾の激化を外的矛盾に切り替えるいつもの手口である。

韓国のパク・クネ政権も、経済はガタガタ、危機管理もデタラメ、何でもかんでも「反日」に結び付けて支持率の低下を切り抜けようとしている。しかしその歴史認識路線も安倍政権に巧く切り抜けられていまや外交は中国と米・日の間を日和見的にさ迷っている。

中国にいたつてはもっと深刻だ。株式市場の崩壊は市場の国家統制で凍結したが、それは危機の先送りに過ぎず、実体経済が良くなるわけではない。中国各地の倉庫は危険物を含めた過剰在庫で満杯で、いつ爆発するかも分からない状態だ。天津の爆発事故はマイナス成長に転落した中国経済の一側面でしかない。

ロシア経済も深刻だ。エネルギーの輸出で持っている国が、原油や天然ガス価格が暴落して、しかも欧米の経済制裁下にある。ロシアは日本との経済関係を強めるほか生きる道は無い。北方領土問題解決の好機が来ている。しかし当面ロシアは拡張主義の中国に接近するしかない。韓国と中国の反日連合は9,3の抗日戦争勝利70周年の記念軍事パレードで、報復戦への動きを強めている。歴史でよくあることだが、内的矛盾の外的矛盾への転嫁がきっかけで、戦争へと突き進む可能性を見ておくべきであろう。

中国社会帝国主義は、いまや世界で一番危険な侵略勢力となっている。彼らは覇権を握るアメリカが現在「息継ぎの和平」にあり、しばらくは戦争できない弱みを見抜いている。しかも習近平は反腐敗の「トラ狩り」をやり過ぎて走資派内部の権力闘争を激化させた。中国の走資派指導部の地位が危機に陥れば外への侵略・挑発が現実のものとなる。北東アジアは今や火薬庫状態にある。急ぐべきはPKOの戦争法ではなく、対米自立と国土防衛戦争に備えた法整備であることを指摘しなければならない。
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