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内戦をに踏み切ったカダフィ大佐の決断!

民衆が決起したリビアで、2月20日カダフィの次男で後継者だったセイフルイスラムが「我々は最後まで闘う」と述べ、その翌日にはデモ隊に対し空爆し、事態は内戦の様相を示している。
体制の維持を外国傭兵部隊に頼ったカダフィ大佐に対し、軍内部でも反乱が起こり、政権は危機に直面している。
リビアが内戦となったことはリビアの歴史には悪いことではない。(もちろん国民に対する空爆は非難されるべきである)革命戦争は徹底的に闘われることで、その国の社会変革につながるからである。
エジプトのムラバク大統領のように辞任して、首を挿げ替えることで、支配層の権益を守ろうとすると、民衆の不満は解決されず、混乱が長引くことになる。
日本の明治維新は不徹底な革命であったので、封建領主が華族として残存し、地主階級が力を持つ侵略国家となった。
階級闘争は徹底的に闘われる方がいいのである。何故なら戦争は歴史打開力を持つからである。第二次世界大戦は帝国主義間の植民地争奪の戦争(他に民族解放戦争の側面もあった)であったが、結果として多数の独立国が生まれた。
戦争の歴史打開力は認めなければならず、カダフィの「リビアで死ぬ」との決断は、リビアの歴史にとっては良い判断と言える。
アラブの民衆の決起は、王制や宗教勢力が支配するイランのように古い体制で有ればあるほど、社会革命としての意義を持つ。かってのイランのパーレビ王制は、革命の主導権を宗教勢力が奪い取ったため、イラン革命は反動復古となった。今回のアラブ各国の民衆革命の主導権がどの階級(もしくは軍)に握られるかで、新たな政府の階級的性質が決まるであろう。
力で、一度は政権側が勝利しても、最後の勝利は人民のものとなるであろう。
つまりアラブの民衆蜂起の波及は、中東地域の歴史的変動期を示すものなのである。
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