fc2ブログ

中国経済のバブル崩壊が始まった!

5月に入ってから日本の中国向けの輸出が伸び悩んでいた。これは中国経済の減速の表れと見られている。中国税関総署が6月8日に発表した5月の貿易総計によると輸出が前年同月より2,5%減っている。中国の5月の輸出は欧州向けが6,9%減、日本向けが8,1%減っている。5月の輸入は前年同月比17,6%の減少で今年に入ってから毎月10%以上の大幅減が続いている。

こうした中で中国で株価が急落し始めた。上海総合指数は前週19日の市場で6%の大幅安となった。バブル的様相の中国株が急落し始めたことは日本にとっても影響は避けられない。バブル崩壊が近いことは大方の見方であったがそれが始まったと見るべきであろう。

中国は大気汚染・河川の汚染で水の安全が崩れ、空気だけでなく、野菜などの食品まで危険な状況が生まれている。地方経済の活性化を狙って作り上げた多くの工業団地は、「新鬼城」と呼ばれるゴーストタウンとなり、理財商品の破綻は確実で、しかも不動産価格の上昇はバブル崩壊が近いことを示していた。

元々中国は「社会主義国」(=その後国家資本主義になった)であり、毛沢東時代の集団化で資本主義が発展しにくい環境にある。しかし不動産の払下げによる国家財産の横領で「成り金」は多く生まれるので、経済特区では工業化が進んだ。外国企業が生産拠点としたのであるから世界第2位の経済にまで発展した。しかしそれも賃金が上がり、生産拠点から撤退する企業が出始めて、中国経済は産業の空洞化の危機に直面している。

こんな状況であるのに中国政府は経済成長が7%台などと言う、およそ現状とかけ離れた数値を発表している。もちろん粉飾である。大気汚染・水も汚染・食品も汚染で、金持ちは国を捨ててアメリカなどに逃げ出し始めている。国内の無人島を買い占め住み始めた金持ちも出始めた。多くの日本企業が撤退しはじめて中国政府は「反日」を中止せざるを得なくなった。習近平が安倍首相に笑顔を見せたのは経済的破綻が迫っていたからであった。

著名な投資家のジョージ・ソロス氏が世界銀行ブレトンウッズ会議の席上で「もし中国経済が衰退期に入れば、第3次世界大戦が起きる可能性があると言っても過言ではない」と述べたのは、中国が内的脆弱性から、内的矛盾の外的矛盾への転化があり得ること、つまり中国ほどの大国が拡張主義的暴走に移れば世界大戦の可能性は高いのである。

中国経済の今後の動向次第では日本経済も打撃を受け、安倍政権も危機を迎える可能性がある。いま世界中が中国経済の今後の動きに注目しているのである。
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

SEO対策:政治