韓国の二股外交の厳しい前途!
昨年中国の海南島で開かれた「ボアオ・アジア・フォーラム」のテーマは「アジアの新未来」だった。この会議には19カ国の首脳と閣僚80人、世界の大手企業200社のトップが出席した。
この会議では中国がアメリカのTPP経済戦略に対抗する、中国の経済戦略としてのシルクロード経済ベルト構想の陸路、および海路の「ロードマップ」の発表が大きな関心を集めたのである。
このシルクロード構想の財政基盤をなすのが中国が設立を進める「アジア・インフラ投資銀行」(AIIB)で、この新しい国際金融機関はアメリカの世界銀行に対抗する経済戦略である。このアジア・インフラ投資銀行にはイギリス・フランス・ドイツなど欧州諸国のほかアメリカの同盟国韓国も参加を決めた。全部で44カ国が参加を決め、中国のアメリカに対する勝利との報道まであった。
アメリカと欧州が財政危機下の不況にある中で、多くの国が中国がちらつかせる経済的利益に引き寄せられたと言える。アメリカは中国が東南アジアと南アジア、中央アジアで台頭することを懸念しており、同盟国に参加しないように呼びかけていたが、それも無視された。オバマ外交の影響力低下は著しいものがある。
韓国のパク・クネ政権は、経済では中国への依存を深め、防衛ではアメリカに依存するという利益優先の2面外交(二股外交とも言われる)を展開している。これはある意味では中国の「離間の策」にのせられていることでもある。日本は中国の反日暴動以後中国から工場を撤退しつつあり、他のアジア諸国に生産拠点を移している。韓国にしろ北朝鮮にしろ瀬戸際外交が得意なのだが、今のバブル崩壊寸前の中国に依存を深めるリスクは非常に大きいのである。中国の野心は破綻を免れない。
アメリカのオバマ政権が外交に疎く、同盟国を裏切る例が多いのも、今回の同盟諸国が利益につられてアジア・インフラ投資銀行に参加する事となった理由である。世界銀行に対抗する投資銀行は、アメリカにとって戦略的問題である、これに利益優先で中国の覇権に加担するリスクを指摘しておくべきであろう。韓国は二股外交のリスクを近い将来払うことになるであろう。
この会議では中国がアメリカのTPP経済戦略に対抗する、中国の経済戦略としてのシルクロード経済ベルト構想の陸路、および海路の「ロードマップ」の発表が大きな関心を集めたのである。
このシルクロード構想の財政基盤をなすのが中国が設立を進める「アジア・インフラ投資銀行」(AIIB)で、この新しい国際金融機関はアメリカの世界銀行に対抗する経済戦略である。このアジア・インフラ投資銀行にはイギリス・フランス・ドイツなど欧州諸国のほかアメリカの同盟国韓国も参加を決めた。全部で44カ国が参加を決め、中国のアメリカに対する勝利との報道まであった。
アメリカと欧州が財政危機下の不況にある中で、多くの国が中国がちらつかせる経済的利益に引き寄せられたと言える。アメリカは中国が東南アジアと南アジア、中央アジアで台頭することを懸念しており、同盟国に参加しないように呼びかけていたが、それも無視された。オバマ外交の影響力低下は著しいものがある。
韓国のパク・クネ政権は、経済では中国への依存を深め、防衛ではアメリカに依存するという利益優先の2面外交(二股外交とも言われる)を展開している。これはある意味では中国の「離間の策」にのせられていることでもある。日本は中国の反日暴動以後中国から工場を撤退しつつあり、他のアジア諸国に生産拠点を移している。韓国にしろ北朝鮮にしろ瀬戸際外交が得意なのだが、今のバブル崩壊寸前の中国に依存を深めるリスクは非常に大きいのである。中国の野心は破綻を免れない。
アメリカのオバマ政権が外交に疎く、同盟国を裏切る例が多いのも、今回の同盟諸国が利益につられてアジア・インフラ投資銀行に参加する事となった理由である。世界銀行に対抗する投資銀行は、アメリカにとって戦略的問題である、これに利益優先で中国の覇権に加担するリスクを指摘しておくべきであろう。韓国は二股外交のリスクを近い将来払うことになるであろう。
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