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国内権力を集約出来ない習近平の悩み!

中国走資派指導部と言っても一枚岩ではない。中国共産党内の勢力が古参幹部の子弟たちの勢力(=太子党)や共青団系の人脈、さらに治安関係の権力集団(=政法系集団)これに軍の軍閥的利権集団等が様々な経済利権を分け合っている。つまり走資派指導部は各地の利権集団の集まりなのである。

中国経済の発展の障害は、主要には毛沢東時代の「布石」の制約を受けている。毛沢東は解放軍を各軍区別に闘えるよう弾薬や軍需工場をそれぞれに軍区で独立させた。これが現在の各軍区別に権力利権集団が形成される事となった。これに太子党や共青団などの人脈が絡んで複雑なのである。

さらに地方の経済が発展せず。各地の工場団地(=新鬼城)がゴーストタウン化しているのは文革時代の集団化(人民公社化)で地方には資本が全くなく無く、資本主義のやりようが無い状態なのである。つまり中国経済は沿海州などの外国への輸出基地としての経済は、外国資本を入れて発展したが、内陸部にはなかなか波及しないのである。つまり中国経済の基本は外国資本への場所貸し経済が未だに基本なのである。

中国各地で農地の取り上げで騒乱が起きている。暴動の件数は年間30万件とも40万件とも言う。これがそもそも間違いで、農民の土地使用権を高額で買い取れば農民が喰う為の事業を起こせるのだが、土地を取り上げて国の資産を横領して幹部が金持ちになるのだから資本等形成できない。

習近平は分散された経済利権と権力を中央に集約しなければ何もできない実体を知ってから、虎狩りと称する「反腐敗」の闘いを開始した。「東北軍閥」の徐才厚(前党中央軍事委副主席)や周永康(前中央政治局常務委員)さらには山西の利権集団の令計画(元党中央弁公主任)江蘇の利権集団の李源潮(国家副主席)、これらの頭各のすでにi打倒した薄キ来を「新4人組」と呼んでいる。また習近平は軍幹部にも粛清の手を伸ばし、党内にたくさんの敵を作りつつある。

経済利権と政治権力を集中しないと習近平の国家主席としての地位は固まらないが、トラ退治をすればするほど敵を作る、というのが習近平の抱える矛盾なのである。習近平が最近国家安全部と対決状態になったのは、こうしたトラ退治をめぐる対立が影響している。狙いは党幹部の個人情報だと言われている。中国の内部矛盾は経済危機の深刻さを背景に高まっているのである。
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