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日本のアメリカ留学生減少は当然だ!

最近アメリカ側から、日本のアメリカへの留学生が減少していることは「日本の危機」だとの声が多く出ている。
ハーバード大学学長のドルー・ギルピン・ファウスト氏は、かってハーバードで学んだ日本人が3000人以上に及ぶのに、昨年度は新入生が1人、間もなくゼロになる事態について、ハーバード留学は「各国のトップとの人脈作りでもあった」として、日本からのアメリカへの留学生の減少は「時代の逆行」であり「日本の孤立化が進む危険な兆候」と言っている。
何故日本の学生はアメリカへの留学を嫌がるようになったのだろうか?
かっては日本社会では、ハーバード大学卒業ならもてはやされた。しかし今では米CIAの手先ぐらいにしか見られない。事実日本の官僚はアメリカ留学生組がアメリカの手先のような政治をしている。マスコミの幹部もアメリカ特派員上りが中心にいて、アメリカサイドの報道ばかりしている。
外圧で日本の首相の首を挿げ替えることも日本人は多く見てきた。「対等の日米同盟」を目指した鳩山・小沢は、アメリカの画策で、手先どもに辞任に追い込まれたのである。
かってアメリカを、日本人は「理想の国」のように見ていたが、今は日本の国家予算の掠奪者であり、米国債を買わせる搾取者でしかない。日本の若者がアメリカ嫌いになるのは当然だ。
アメリカの雇用を増やすために、アメリカ政府に請われてアメリカに工場を作り、GМの再建に協力したトヨタはどうなったか?トヨタ叩きのあげく巨額の罰金だった。
日本人の若者がアメリカを敬遠するのは良いことである。今や侵略戦争しか興味のないアメリカに、日本が学ぶべきことは何もないのだ。
アメリカが、鳩山・小沢の「対等の日米同盟」(親米自立)を拒否した以上、日本は従属・支配の関係から抜け出すためには、「反米自立」を目指す以外になくなったのだ。
アメリカ嫌いの日本人が確かに増えてきていることは、アメリカの傲慢な態度に原因がある。その意味でアメリカへの留学生急減は重大な変化なのである。
日本が、アメリカの支配から抜けることは「孤立」ではなく「解放」なのだ。
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