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海外に逃げ出した中国富裕層!

中国の「新富人」と呼ばれる富裕層の最大の心配事は、この国が右から左へ、左から右へ、たえず主導権が交互に移行してきたことである。その度に「右翼日和見主義」として右派は粛清されてきたのである。しかも今回は「左」に権力が移行する番である。共産党員なら誰もが知っている事だ。

「4人組」逮捕後に権力を握った中国走資派指導部は、ワイロというかたちだけでなく、国家財産を横領して新しいブルジョア階級となった。国有地の使用権の払下げという形の国有財産の横領は、党幹部の子弟などの不動産業を通じて蓄財された。また国有銀行からの有利な「融資」はほとんど返済されることも無い。

中国の民間調査会社によると、2012年末で中国には不動産・金融資産1000万元(1億9千万円)以上の富裕層が105万人いるという。これらの「新富人」の最大の心配事は、いま地方で年間何10万件も起きている人民の暴動だ。資本主義化の中で拡大する格差、政治権力による地上げ(=土地取り上げ)などの幹部の腐敗が主要な暴動の原因だが、彼らの目には「文革」の始まりと見えるのである。

こうした中国情勢に着目して、アメリカ政府は投資移民を奨励している。「英語が喋れなくても、投資さえすれば永住権がとれます」これは中国の移民仲介業者のキャチコピーである。アメリカでは雇用を生み出す事業に50万ドル(約6000万円)を投資すれば永住権が与えられる。

こうしてまるで早い者勝ちであるかのように、党幹部が国有資産を横領して海外に子弟を資産と共に移している。2013年には中国移民が934万人に急増している。昨年1年間で約40兆円が中国から海外に資金逃避が起きていると報じられている。この資金逃避は幹部の横領金だけでなく海外の金融資本がバブル崩壊を恐れて逃げ出している分も入っているのだが、それにしても莫大な資金量である。

この中国からの資金の流入があるのでアメリカは、米中間係を今は重視しているのである。まるで沈む船からネズミが逃げ出すかのような中国富裕層の脱出は、横領した資金の保存と血統の保存に狙いがある。中国からのこの資金逃避は中国経済の大破綻が真近に迫っていることを示している。

中国が破綻する時は、民衆の動乱となり、軍事的拡張が高まるときでもある。中国走資派指導部が「反日」運動を煽りたてているのは、内的矛盾を外的矛盾に対置するためなのである。日本は中国軍の侵略に警戒心を高め、軍事的備えを急がなければならない。
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