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オバマのロシア主敵の戦略は誤りである!

アメリカがウクライナ問題を重視し、対ロシア経済制裁を行い、原油価格を下落させロシアの通貨ルーブルを揺さぶっていることは、プーチンが旧ソ連圏の諸国をルーブルの経済圏に再編しょうとしていることを潰すのが狙いだが、これは戦略的重点を間違えている。

ロシアは資源輸出国であり、経済構造は発展途上国と似ている。原油価格の上下で経済が揺らぐほど脆弱な経済構造であり、経済規模も中国の数分の1に過ぎない。ロシアにアメリカの覇権を奪うほどの力は無い。危険なのはアメリカの経済規模を追い越す力を持つ中国である。1党支配の官僚独裁の中国国家資本主義は、すでに社会帝国主義に転化しており、しかもアメリカに何回も「米・中の新大国間係」を提案し、世界覇権の分有を策している。

財政危機で大規模な軍縮をしているアメリカ(=古株の覇権主義)よりも、内部的矛盾を深刻化させている新興の社会帝国主義(新興の帝国主義)の方が危険であり、中国拡張主義は既に全世界人民の主要な敵となっている。ちょうどナチスが軍事的膨張に暴走する時とよく似ており、1党独裁の中国社会帝国主義の危険性をオバマ大統領は明らかに軽視している。

中国の支配層の「資金逃避」により、年間40兆円の資金が欧米に流れている。これは「資金逃避」というよりも金融支配と考えた方がいい。中国はアメリカ国債を買いながら、着々と世界戦略を実行に移している。軍事的にも中国海軍は西太平洋からインド洋まで活動圏を拡大しており、ヒトラー以上の大軍拡を推し進めている。

我々の目にはオバマの見当違いの戦略は、かってヒトラーの暴走を許したチェンバレン英首相(当時)の歴史的役割を果たしているように見える。オバマが対ロシア経済制裁を行った事で、ロシアは中国に接近し、両国の軍事的協力が進展している。アジアのアメリカの同盟国にしてみれば中国拡張主義に強力な援軍を与えている形になっている。

侵略勢力(中国)を有利にするオバマのロシア主敵の誤りは明らかである。安倍首相はこの点をアメリカ側にただすべきであろう。オバマの無分別な外交で日本の安全が危機に瀕していることを指摘しなければならない。
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