天皇陛下の「生前退位」の御意向を尊重すべきだ!


天皇陛下が82歳となり、体力が衰えたことで公務を削減するよりも「生前退位」して若い天皇に公務を果たしてもらうことを希望されていることが報道されている。

これに対し安倍首相と官房長官はコメントを避け、石原慎太郎元東京都知事は「もうちょっと頑張っていて頂きたい。」陛下が生前に退位された場合は「憲法問題になってくる。予測はつかないが、日本の社会に大きな混乱が起きる」と反対の意思を示している。おそらく安倍政権もこうした石原の意見と同じなのであろう。

重要なことは、日本の歴代天皇の内、約半数が生前に皇位を譲っていることだ。日本の長い歴史を見れば天皇の「生前退位」は珍しいことではない。なにも絶対主義天皇制の明治の短い習慣にとらわれる必要はない。現在の天皇は象徴天皇であり、明治の規定にこだわる必要はない。皇室典範を改正しなければならないなら陛下の御意向を尊重して早急に改正すればよい。

この機会に男子の後継がいない場合の、女性天皇もキチンと定めた方がいい。男女平等に定める方がいい。過去の歴史で女性天皇もいたのだから、当然歴史ある天皇制として成文化した方がいい。右翼政治家は必要もないのに明治の短い間の「絶対主義天皇制」の時の皇室典範にこだわる。これは長い日本の歴史を軽んずる行為であり間違いだ。

宮内庁もおかしい「宮内庁として一切検討していない。天皇陛下の御意向と、実現できるかは別の話だ」というのは理解出来ない。宮内庁であるからには真っ先に陛下の御意向を尊重すべきではないのか?ましてや年間300件近い公務を82歳の天皇陛下に石原のように「ガンバっていただきたい」などというべきではない。

皇室典範を現代の民主的時代に合わせて改正すれば済むことではないか。天皇陛下の御希望は尊重されるべきである。日本を亡国に導いた明治の時代の皇室の習慣は無視すべきである。「生前退位」こそ長い日本の歴史的伝統と言えるのであるから陛下の御意向を尊重すべきである。
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