アメリカの介入で混乱するブラジルの政治危機!

リオデジャネイロ・オリンピックを前にブラジルが揺れている。対立しているのは白人富裕層を中心とする旧支配層と非白人の左派政権の対立だ。海底油田の収入を国営石油う会社「ペトロブラス」に全て管理させて、その収入を貧困層の支援に使う左派政権に白人富裕層がアメリカの支援を受けて反対し、大統領の弾劾を仕掛けているのである。

白人富裕層を中心とする旧支配層の後ろにいるのはブラジルの巨大な石油資源の権益を狙うアメリカである。エドワード・スノーデン元CIA職員によるとルセフ大統領と国営石油う会社「ペトロブラス」に対する盗聴活動が大規模に行われている。ブラジルの石油資源から締め出されたアメリカの多国籍企業群がブラジルを再び親米国にしようと旧支配層の白人富裕層に働きかけて、ブラジルはオリンピックを前に大混乱となった。

さらに事態を深刻化させているのは麻薬カルテルと治安機関の対立が激化していることである。ブラジルでは殺人が2014年で年間約6万人が殺害された。このうち黒人など非白人層が犠牲者の8割を占めている。治安部隊は白人支配層が握っており、麻薬組織と治安部隊の対立を利用して、旧支配層が暗躍しているようである。

ブラジルは左派政権が13年も続いているのに治安機関を変えることができなかった。無実のルセフ大統領が贈収賄の証拠もなく、不当に弾劾されようとしている。その背後にいるのはブラジルの巨大な石油資源を狙うアメリカの企業群である。ブラジルで左派政権が続く限り旧支配層とアメリカ企業の利権の回復は有り得ない。そこで陰謀で左派政権を追い落としにかけようとしている。

こうしてオリンピックを前に、大政治的混乱がブラジルを巻き込んでいるのである。しかもこれに麻薬戦争まで加わり、白人旧支配層と黒人など多人種派の左派政権の壮烈な対立が激化している。アメリカのブラジルにおける利権の回復がなるのか、その陰謀の結果が注目される。
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