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世界の習近平への評価、引き続き過去最低! 

中国共産党は1日、北京の天安門広場で創建100年を記念する祝賀大会を開いた。習近平党総書記(国家主席)が演説し、貧困から脱却して経済や国民生活に一定程度のゆとりができる「小康社会」を全面的に達成したと宣言した。習は、党が中国を経済大国に押し上げた功績を強調し、一党支配体制の正統性と執政能力の高さを誇示し、個人独裁をさらに強める構えだ。

中国国内では習近平個人独裁の強化の中で、民主と自由のない社会では、反対意見や批判意見は弾圧され、封じ込められているのでいかに格差社会が進もうとファシスト体制の下では社会的矛盾は表面化しにくい。

一方、ロイター通信によると、 米調査機関ピュー・リサーチ・センターが30日に発表した先進17カ国を対象とする調査で、世界の中国に対する見方は依然広範囲にわたって否定的で、習近平国家主席に対する信頼度は過去最低水準にとどまっている。

習氏に対する見方は過去最低水準で継続し、シンガポールを除く16カ国で過半数が「習氏をほとんど、または全く信頼していない」と回答した。習近平への不信感は日本では86%で最も高かった。これは香港での民衆への弾圧や、ウイグル族への族滅政策や、尖閣諸島での日本の領海への連日の侵犯行為が影響している。

オーストラリア、フランス、スウェーデン、カナダでは、半数以上が習氏を全く信頼していないと回答した。これは習近平の「強国路線」「戦狼外交」の結果である。一方中国人が多いシンガポールでは70%が習氏を信頼していると答えた。また、シンガポールとニュージーランドを除く15カ国で、中国よりもアメリカとの経済的な結び付きの方が重要と回答した割合が半数以上となった。

習近平ファシスト政権は、「反腐敗闘争」で他の派閥の幹部を多数粛清したために、党内では孤立しており、ゆえに反米姿勢を強化し、外への強硬姿勢で求心力を高め、独裁政権を維持している。特に反米のスタンスを維持すれば中国共産党内では習近平の求心力は高まる。

習近平は党創建100周年記念行事で、あたかも自分が中国共産党の国際的地位を引き上げたかのように装い、「中華民族の偉大なる復興」を掲げ、社会主義と反動的民族主義を結合し、個人独裁を隠蔽している。中国人民は習近平が世界の嫌われ者であることすら知らない。民主と自由のない社会の危険性がここにある。
#中国共産党100周年
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コメント

習近平は強気だな!

 反米であれば中国ではしばらくは持つ。
  しかしすぐにメッキがはがれると思います。
    ファシストがまるで英雄気取りだな。
     反腐敗の本人が腐敗しているのは明らかだ。

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