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人類の歴史を動かす力について!

原始の時代の人類は、生産性が低く、それゆえ搾取もなかった。協力して生きてゆくしかなかった時代である。生産力が高まるに従い人類は奴隷制社会、封建制社会、資本主義社会へと進化した。それ故人類の歴史は階級闘争の歴史といわれる。

奴隷と奴隷主の闘い、農民と封建領主の闘い、労働者と資本家の闘い、人の労働の搾取をめぐる闘い、これが階級闘争であり、とりわけ資本主義は資源と市場をめぐり、国と国が争う、それゆえ階級対立の資本主義世界では戦争が避けられない。人類の歴史は戦争の歴史でもある。

歴史が教えているのは気候変動で作物が不作となったとき、また疫病が広がったとき、内政が混乱し、その矛盾が外的矛盾に転化され戦争が起きるのである。つまり気候変動や疫病の広がりと、人類の歴史は照合した動きとなっていることは歴史が教えている。

いま世界中が、コロナ感染症で鎖国時代に逆戻りし、資本主義経済は大打撃を受けている。経済的打撃は社会的弱者にしわ寄せされる。当然階級矛盾は激化する。内政の政治危機は政治家の延命策として隣国への憎しみを煽り、民族排外主義へと突き進む。つまり現代は戦争が避けられない時代なのである。

人類の歴史を打開する力は戦争である。経済的危機は政治危機を生み、戦争を必然とする。地球温暖化による気候変動と、疫病の広がり、経済危機と政治危機。すなわちいま時代は歴史が動く激動の時を迎えているのである。

このような時代には、戦争には正義の戦争と不正義の戦争があり、日本人は自国を防衛する正義の戦争を支持しなければならないということだ。もちろん不正義の戦争である侵略戦争には反対しなければならない。戦争に備えなければ平和を守れないのである。戦争に備えなければ戦争を抑止できないのである。憲法9条を天まで持ち上げ、戦争一般に反対する絶対平和主義は亡国路線であり、人民を戦乱に巻き込み、人々を悲劇に巻き込むことを支持するに等しいといえる。
#人類の歴史 #正義の戦争と不正義の戦争 #絶対平和主義
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コメント

護憲運動ではだめです

 戦争を否定するのは歴史を否定することです。
  私はこの意見に賛成です。

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